(2010/2/27、オリコン)
チャンバラトリオの南方英二さんが26日午後8時33分、大阪府内の病院で肝硬変のため亡くなったことが27日、所属事務所より発表された。77歳だった。
チャンバラトリオの南方英二さんが、肝硬変のため、お亡くなりになったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
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(2010/2/27、オリコン)
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(2010/1/20、msn産経)
--脂肪肝にもなりやすい
「ラードが使われている食品などを摂取し過ぎると、肝臓の細胞に脂肪がたまる『脂肪肝』になりやすいといわれています。
脂肪肝は実は、心筋梗塞や脳梗塞の危険因子なのです。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と同様に、脂肪肝からもTNF-αなどの炎症性サイトカイン(生理活性物質)が放出されて、さらに体内の酸化コレステロール濃度も高くなり、動脈硬化を促進するのではないかという疫学研究結果も出てきています。
脂肪肝の人も、こういうメカニズムから動脈硬化のリスクがあるということです」
また、ラードが使われている食品を多く取りすぎると、脂肪肝になりやすいのだそうです。
この記事によれば、脂肪肝の人も動脈硬化のリスクがあるため、注意が必要ですね。
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(2010/2/15、琉球新報)
祖母が孫たちの太った体形を見かねて健康診断させたところ、脂肪肝になっていることが分かった。
肝機能を示す数値(GPT)はそれぞれ80と67で正常値の33を上回っていた。
<中略>
台北慈済医院の栄養士は、近年こうした肥満の問題を抱える子供が増えてきており、このまま子供が成長すると肝臓が繊維化し、肝硬変になる恐れもあると、注意を喚起している。
中国でも、肥満の問題を抱える子どもが増えてきているそうです。
そして、脂肪肝になっている子供もいるそうです。
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記事によれば、運動不足や脂っぽい食事・糖分を大量に含むジュースを取っていたそうです。
食事の改善・運動不足の解消を子供の段階からしていく必要がありそうです。
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肝臓は、飲酒・過食・運動不足・ストレス・疲労によって悪化する
(2010/2/9、産経新聞)
◆飲酒は減少傾向
肝硬変や脂肪肝の大きな要因とされてきた飲酒だが、肝疾患に詳しい須田都三男(とみお)医師(元慈恵医大准教授)は「(酒類の)飲み過ぎによる肝障害は50代以上に多い。
ライフスタイルの変化で、若い世代ではアフタファイブに同僚との一杯が減り、酒量も減った印象がある。
飲酒は以前ほど深刻な問題ではなくなりつつある」と指摘する。
飲酒(アルコール)による肝臓の悪化は、若い世代では少なくなってきているようです。
ただし、以前取り上げた記事(女性は男性より肝臓へのリスクなどアルコールの影響を受けやすい。)によれば、20代前半では、飲酒する女性の割合が男性を上回っているそうですので、注意が必要ですね。
しかし、飲酒以外にも肝臓を悪化させる要因があります。
そのことが、脂肪肝などの肝臓の病気やメタボリックシンドロームの原因ともなっているようです。
こうした中、職場の定期健診などで大きな問題になっているのが、過食や飽食、運動不足が原因とみられる脂肪肝。
太っていなくても過食などが原因で起こり、放置すると動脈硬化などの要因とされるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の原因にもなる。
食べ過ぎや運動不足による脂肪肝が多くなっているようです。
「脂肪肝は働き盛り世代の肝障害のほとんどを占める。
肝臓は“沈黙の臓器”といわれるように自覚症状に乏しく、ゆっくりと悪化するため注意が必要」(須田医師)
脂肪肝のうち1割程度は重症化するが、多くの場合は食事中心の節制した生活で治りやすい病気だという。
脂肪肝の多くは食生活の改善で治る病気ですが、肝臓はほとんど自覚症状がないため、気づかない人も多いです。
定期的に食生活を見直したり、健康診断で見てもらうことが大事かもしれません。
肝臓を悪化させる要因には、ストレスなどの疲労にも注意が必要なようです。
精神的ストレスなどによる疲労にも要注意だ。
「体がストレスに適応しようとしてタンパク質の分解が進むため、タンパク質を十分含む食事を取ることが大切」という。
タンパク質は体内で分解され、有害なアンモニアとなる。
アンモニアが増えると体内のエネルギー生産が妨げられる。
そこで、肝臓内の「オルニチン」がアンモニアの解毒を促す。
こうした働きで肝臓が活性化し、エネルギー生産など肝臓のほかのさまざまな機能も活発になっていくという。
ストレスなどによる疲労にはタンパク質を十分に含む食事を摂ることが大事なのだそうです。
オルニチンは食品ではシジミなどに含まれるが、須田医師は「食品で取っても、よほど大量でない限り効果的ではない」と説明。
「社会生活ではストレスや不摂生は避けにくいこともあるが、肝臓の健康のためには栄養のバランスの取れた食事、十分な休息、適度な運動などのストレス解消を確保してほしい。
自身の生命維持に不可欠な肝臓に思いを至らせて」とアピールする。
最近になって特に注目されている印象をうける「肝臓」。
肝臓の健康を守るためにも、食生活の改善、休息、運動、ストレスの解消などに気を付けたいですね。
最後に、よく目にする「オルニチン(オルニチンサイクル)」についての説明がありましたので、紹介します。
【用語解説】肝臓とオルニチンサイクル
肝臓の大切な機能の一つが、アルコールやアンモニア、毒物などの解毒。
このうち、アンモニアは食べ物に含まれるタンパク質が体内で分解されてできる有害物質。
アミノ酸の一種「オルニチン」には肝臓でアンモニアを分解して毒性の少ない尿素に変える働きがあり、オルニチンサイクル(尿素サイクル)という。
尿素は尿に含まれて排出される。
アンモニアは細胞内でのエネルギー生産を妨げるため、疲労にも関係するとされる。
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NASHに関する詳しい記事を見つけましたので、ご紹介します。
【検証 メタボリックシンドローム】NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)
(2010/1/13、msn産経)
■NASHとは
「同じ肝障害でもアルコール性肝炎と違って急変する病気ではない。
NASHは、内臓肥満をベースとした脂肪肝が何十年とかけ徐々に進行して、肝硬変から最後には肝臓がんにも至る可能性もある怖い病気なのです」と西原教授は警告する。
アルコールを普段飲まない人でも脂肪肝になることがあります。
それが、非アルコール性脂肪性肝炎、通称NASHとよばれる肝臓の病気です。
NASHは、肝硬変へと進行し、さらには肝臓がんになるおそれのある怖い病気です。
■どれくらいの方がNASHにかかっているのでしょうか。
西原教授によると、全国各地の報告を集計すると、「NASH」の罹患(りかん)者は、成人の1%超、約150万人と推定される。
米国では成人人口の約3%とされており、BMI(体格指数)30以上だと、10%がNASHの危険群だといわれる。
成人の1%、約150万人がNASHにかかっているそうです。
■NASHはどのように発症するのでしょうか。
西原教授によれば、ちょっと太めで脂肪肝のある人が要注意。
血液検査では、肝細胞が壊れて血液に流出する酵素「ALT」の値が高く、空腹時にもかかわらず、血糖値を下げるインスリン値が上昇している。
この段階は脂肪肝であり、日本肝臓病学会のガイドラインでは、脂肪がたまった肝細胞が、100個の細胞のうち10個あれば、脂肪肝と判定することになっている。
体重を3キロほど落とせばよくなる可能性が高い。
少し太めで脂肪肝のある方が要注意なのだそうです。
しかし、この段階では体重を3キロほど落とせばよくなる可能性が高いそうですので、そういった方は是非注意して体重を落とすようにしましょう。
ただし、そのままにしておくと、病気が進行していきます。
さらに、肥満状態が続くと、肝臓に炎症が起きてくる。
そういう慢性肝炎の状態が、『NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)』といわれる。
こうした慢性肝炎が何年も続くと、肝細胞が風船みたいに膨らんだり、線維化が進むNASHに移行し、肝硬変に行き着く。
その途中でC型肝炎のように、肝がんを発症することもある。
NASHの人が、体重を落とさずに、肥満の状態が続くと、肝臓に炎症がおき、慢性肝炎となる。
そして、慢性肝炎 ⇒ NASH ⇒ 肝硬変 ⇒ 肝臓ガン となるおそれもあるそうです。
■NASHとメタボリックシンドローム
西原教授は「いずれにしても内臓肥満がベースになっていることは間違いありません。
40代後半から50代のメタボリックシンドロームの人には、NASHが隠れていると考えていい。
NASHは、メタボリックシンドロームの肝臓での表現型といえるわけです」と話す。
NASHの指標であるALTなどの検査値は、ほとんど生活習慣病の検査値異常と重なる。
つまり、生活習慣病の進行と同時に、肝障害も進んでいるわけだ。
日本では、BMI25以上の肥満患者では、6~7割がNAFLDの範囲に入る脂肪肝とされ、そのうちほぼ2割がNASHといわれている。
NASHもメタボリックシンドロームも内臓肥満がベースとなっており、40代から50代のメタボリックシンドロームの人は、NASHが隠れていると言っても過言でないようです。
■NASHを予防するにはどうしたらよいのでしょうか。
治療法というと-。
「BMIが増えるのが最初のステップなので減量するのが一番です。まずメタボリックシンドロームを解消すること。
糖尿病では、少しぐらい体重を落としても効果はないが、NASHでは、3キロ減でも随分、ALTなどの数値がよくなります。
肝臓は沈黙の臓器ともいわれ、黙々と働きつづけますが、いったん壊れてしまったら後戻りはできないので、その前にしっかりした対策が肝心なのです」と西原教授。
まずはメタボリックシンドロームを解消することが大事。
NASHの場合には、3キロの減量でも数値が改善されるようです。
まず食事と体重管理が大切。
糖尿病の人は別にして、1日1500キロカロリー。
1日体重50グラムずつ減る勘定で1カ月1キログラム強の減量がベストだ。
運動についても毎食前後に、とにかく15分くらい体を動かすこと。
強い運動でなくて、それぐらいでも体にたまった脂肪の燃焼には効果がある。そして、高血糖、脂質異常などの生活習慣病の改善。
とにかくメタボを解消して体重を落とすことが大事なのだ。
メタボを解消するためにも、運動と食事の改善でダイエットすることが大事ですね。
しかし、自分で、体重管理ができず、ALTの数値が上がってくるような場合には、薬物治療が追加されるそうです。
メタボリックシンドロームでNASHが気になる方は、予防するためにも、まずは、1ヶ月1キロのペースで3キロのダイエットを行いましょう。
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(2010/2/9、毎日新聞)
捜査関係者によると、塚本容疑者は06年3月、同病院に年収約1600万円で採用され、男性患者の主治医になった。
男性の腫瘍(しゅよう)は良性だったが、「山本容疑者から『肝臓がんということにして手術をしようや。もうかるで』と言われた」という。
肝臓ガンの手術が儲かるからとして、良性の腫瘍を肝臓がんということにして手術するなんて信じられません。
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(2009/8/24、ロイター)
ビールなどのアルコールを定期的に摂取する男性は、複数のがんになるリスクが高くなる可能性があるという。
カナダ・マギル大学の研究チームが発表した。
お酒が好きな方にはちょっと心配なニュースかもしれません。
記事によれば、少なくとも1日に1杯のアルコールを飲む人は、アルコールを飲まない人に比べて、がんになるリスクが高いことが分かったそうです。
定期的にアルコールを摂取することががんになるリスクを高めるということなのでしょうか。
発症リスクが増大するのは、食道や胃、大腸、脾臓(ひぞう)、肝臓、前立腺などのがんだという。
食道がんや胃がん、大腸がん、肝臓がん、前立腺がんの発症リスクが高くなるそうです。
休肝日(アルコールを摂取しない日)をとることでこのことは解消されるのでしょうか。
知りたいところです。
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遺伝子組み換えトウモロコシ、肝機能や腎機能への悪影響が認められる
(2010/1/18,Slashdot)
モンサント社の遺伝子組み換えトウモロコシの摂取は腎機能や肝機能を損ねる恐れがあることがラットを使った実験で明らかになったそうだ(本家記事)。
実験に使用された遺伝子組み換えトウモロコシは、広域除草剤への耐性がある「Roundup-ready」と呼ばれる1種と、細菌由来のプロテインを含む殺虫属性をもった2種の合計3種類。
また、研究にはMonsantoの生データも活用されたという。
結論には「複数の遺伝子組み換えトウモロコシをたった90日間与えたラットにて腎機能や肝機能への明らかな悪影響が確認されたため、この種の研究では腎臓と肝臓に焦点を当てる重要性が今回の分析で明らかになった」と記述されており、他にも心臓や副腎、脾臓や血球への影響も確認されたとのことだ。
この論文は昨年12月のInternational Journal of Biological Sciencesに掲載されており、全文閲覧可能となっている。
記事で紹介されているラットの実験によれば、遺伝子組み換えトウモロコシを摂取すると腎臓(腎機能)や肝臓(肝機能)へ悪影響があるそうです。
どのような影響があるのか、どのような成分が原因か、安心して利用されるまでには、今後さらなる研究が必要なようです。
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