オキシトシンで内臓脂肪の減少と高血糖、脂肪肝の改善、メタボの治療にも期待

2月 6, 2012

オキシトシンで内臓脂肪の減少と高血糖、脂肪肝の改善、メタボの治療にも期待

健康美容ニュースブログ|ダイエット・病気・症状

脳内ホルモンで体重減少 体に注射で効果メタボ治療に活用期待

(2011/12/26、読売新聞)

脳内で分泌されるホルモンを体内に投与すると、食欲低下と脂肪燃焼を促して体重を減少させる効果があることが、自治医大(栃木県下野市薬師寺)のグループの研究で明らかになった。

米学術誌「エイジング」(電子版)に今月、掲載された。内臓脂肪の減少と高血糖、脂肪肝の改善がみられたことから、メタボリック・シンドローム(代謝症候群)の治療にも効果があると期待されている。

ホルモン「オキシトシン」は、性別や年齢に関係なく脳内で分泌されるが、特に女性は分娩ぶんべんや授乳の際に多く分泌されることがわかっている。

また、近年の研究で、人間の信頼関係の形成に影響することも明らかになっている。

脳内ホルモン「オキシトシン」を体内に投与すると、食欲低下と脂肪燃焼を促して体重を減少させる効果があることがわかったそうです。

研究を行ったのは、同大生理学講座の矢田俊彦教授と前島裕子助教らのグループ。

矢田教授らは2年前、オキシトシンが摂食中枢にはたらくことを解明。

以来、身体に投与したオキシトシンの脂肪燃焼などへの効果を研究してきた。

研究では、高カロリーのエサを8週間与えて体重と内臓脂肪を増やして血糖値を上昇させた雄のマウスに対し、体内に自然分泌されるものより高い濃度のオキシトシンを
〈1〉皮下か腹部に1日1回注射
〈2〉継続的に分泌するポンプを背中に埋め込む
――の二つの方法で2週間投与した。

その結果、投与の約1時間後からマウスの食事量が減り、3日後から体重も減少。

一方で、運動量に変化はなく、脂肪が燃焼されて内臓脂肪が小さくなっているのが確認できた。

実験後のマウスの体重は、実験前の13%にあたる4・5グラムも減少していた。

血圧への影響など副作用もなかったという。

今回の研究によれば、オキシトシンが内臓脂肪の減少と高血糖にも効果があることから、メタボリックシンドロームの解消に有効であるようです。

矢田教授は、「今後は、高血圧高脂血症にも影響するかを調べたい。改善が図れれば、メタボ解消の有効な手段になる」と話している。

【感想】

love couple

オキシトシンといえば、恋をすると出てくるホルモンですよね。

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今回の研究は、オキシトシンを投与することによって、食欲低下と脂肪燃焼を促して体重を減少させるというものでしたが、脳から分泌されたオキシトシンは同様の効果を生み出すのかどうか気になるところです。

女性が恋をしたり、ほめられたりするとキレイになるのは、エストロゲンが関係しているそうですが、もしかすると、オキシトシンもキレイになることに関連しているのかもしれませんよね。

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肝臓がん、血液検査で早期診断…発見率3倍に

12月 8, 2011

肝臓がん、血液検査で早期診断…発見率3倍に

健康美容ニュースブログ|ダイエット・病気・症状

肝臓がん、血液検査で早期診断…発見率3倍に

(2011/12/7、読売新聞)

肝臓がんを血液検査で早期診断できる技術を、千葉大学の野村文夫教授(臨床検査医学)らが開発した。

肝臓にがん細胞ができると体内で作られる免疫物質(抗体)を検出する方法で、血液検査による発見率は従来の20%から60%に向上する。

すでに国際特許を取得しており、5年以内の実用化を見込んでいる。

野村教授らは、がん細胞に多い「Ku86」というたんぱく質に着目。

これを攻撃するために作られる抗体を診断の目印(腫瘍マーカー)として血液を分析したところ、早期がんの60%以上が陽性を示した。がんでないのに反応してしまう偽陽性は10%以下だった。

肝臓がんのマーカーはこれまでもあったが、腫瘍の大きさが2センチ以下という早期の場合、陽性率が20%程度と低かった。

早期発見は、超音波検査やコンピューター断層撮影法(CT)、磁気共鳴画像(MRI)など、熟練を要する高価な診断法に頼っている。

肝臓がんを血液検査で早期発見できる技術が開発されたそうです。

→ 肝臓がん については詳しくはこちら。

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進行期の肝臓がんに新治療-山口大グループ

9月 4, 2011

進行期の肝臓がんに新治療-山口大グループ

健康美容ニュースブログ|ダイエット・病気・症状

進行期の肝臓がんに新治療…山口大グループ

(2011/9/3、読売新聞)

抗がん剤が効かない進行期の肝臓がんに対し、がん細胞の増殖に必要な鉄分を除去することで進行を抑えることに、山口大の坂井田功教授らのグループが成功した。

患者の5割でがんが縮小したり進行しなくなったりしたという。

抗がん剤に代わる新たな治療法で、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに報告した。

進行期の肝臓がんに対して、癌細胞の増殖に必要な鉄分を除去することで進行を抑えることに成功したそうです。

⇒ 肝臓がん についてはこちら。

具体的な研究内容は以下のとおりです。

肝臓がんは切除しても再発しやすく、進行すれば抗がん剤の治療効果がなくなる場合も多い。

グループは、体内の鉄分を尿と一緒に排出する「鉄キレート剤」と呼ばれる薬剤を患者の肝臓動脈に直接投与する臨床研究を実施。

末期の肝臓がん患者10人に対し、隔日で平均2か月間注入したところ、2人でがんが縮小し、3人で進行がほぼ止まった。

重い副作用も確認されなかった。

残り5人には治療効果はみられなかった。

記事によれば、患者の5割でがんの進行が止まったり、縮小したそうで、副作用もないそうです。

鉄キレート剤を使った治療は、他の臓器のがんにも応用できると考えられるが、肝臓は鉄分を蓄積する性質があるため、効果が表れやすいとみられるという。

肝臓の健康(ウコン・脂肪肝・NASH)|ためしてガッテン 6月29日で取り上げられていましたが、鉄過剰(肝臓にたまった鉄が酸化する)によって、肝臓に炎症を引き起こすことがあるそうです。

肝臓の治療に鉄分をコントロールすることは重要と言えるのかもしれません。

今後の研究に注目ですね。

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皮膚から肝臓細胞=マウスで直接作製-九州大

6月 30, 2011

皮膚から肝臓細胞=マウスで直接作製―九州大

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皮膚から肝臓細胞=マウスで直接作製―九州大

(2011/6/30、時事通信)

マウスの皮膚細胞に2種類の遺伝子を導入し、肝臓の細胞に直接変えたと、九州大生体防御医学研究所の鈴木淳史准教授らが30日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

増殖能力が高く、身体のさまざまな細胞に変わる万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を作ってから肝臓の細胞に変える方法より、安全性や効率を高められる可能性があり、鈴木准教授らはヒトの細胞でも実現を目指す。

成功すれば、肝臓疾患の移植治療や新薬開発に役立つと期待される。

皮膚細胞から直接肝臓細胞ができるというこの方法が成功すれば、今後肝臓疾患の移植治療・新薬開発につながることが期待できそうです。

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肝臓がんのゲノム初解読-国立センターなど

4月 20, 2011

肝臓がんのゲノム初解読―国立センターなど

健康美容ニュースブログ|ダイエット・病気・症状

肝臓がんのゲノム初解読=遺伝子変異多数―国立センターなど

(2011/4/19、時事通信)

肝臓がん細胞の全遺伝情報(ゲノム)を世界で初めて解読し、がんを抑える遺伝子の機能喪失や働きの低下につながる変異を多数発見したと、国立がん研究センター研究所や東京大などの研究チームが19日発表した。

肝臓がんのゲノムを世界で初めて解読したとの発表が行われたそうです。

今後新たな治療法につながることが期待されます。

⇒ 肝臓がん について詳しくはこちら。

解読対象は、日本人の肝臓がん患者の8割を占めるC型肝炎ウイルス(HCV)感染による肝臓がん。

詳細に解析できたのは70代の男性患者1人だが、さらに多くの患者について解析中。

同研究所の中釜斉所長は「肝臓がんは複雑で、いろんなタイプが混在しているらしいことが分かった。

研究が進めば、患者ごとに効果が高い治療戦略を立てられるようになる」と話した。

記事によれば、肝臓がんには色々なタイプが混在しているため、今回の研究によって、より効果が高い治療方針がたてられるようになるかもしれないとのことです。

【関連プレスリリース】

⇒ 肝臓 については詳しくはコチラ。

⇒ 肝臓の病気 については詳しくはコチラ。

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人間の細胞から小さな人工肝臓を作り出す事に成功

11月 15, 2010

人間の細胞から小さな人工肝臓を作り出す事に成功

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人間の細胞から小さな人工肝臓を作り出す事に成功

(2010/11/3、スラッシュドットジャパン)

danceman 曰く、

人間の細胞から人工臓器を作り出す研究を行っている米ノースカロライナ州のWake Forest University Baptist Medical Centerの再生医学研究所は、人間の肝細胞を増殖させ、人工肝臓を作り出す事に成功した(/.本家Gizmag)。

大人の肝臓の平均重量は2Kg程だが、今回作成に成功した人工肝臓は5.7gとかなり小さい。

実際に人に移植して機能するには最低454gは必要とのことだが、肝臓再生の大きな一歩を踏み出すこととなった。

作成方法は、まず動物の肝臓から細胞だけを抜いて「透け透けの抜け殻」(コーラーゲン組織)にする。

血管の網状組織はそのまま残っているので、抜き出した細胞の代わりに前駆細胞と血管内皮細胞を入れる。

これを細胞培養装置に入れて一週間待ったところ、人間の肝組織へと増殖していたそうだ。

肝臓移植を必要とする人の数に比べてドナーが不足していることから、人工肝臓による問題解決が急がれている。

また、新薬の安全性を確認する際に人工肝臓でテストを行うことも視野に入れられており、肝細胞増殖による肝臓の再生に大きな期待が寄せられている。

記事によれば、人間の細胞から人工肝臓を作り出すことに成功したそうです。

ただ、今回作成に成功した人工肝臓は人に移植して機能するにはかなり小さいそうですが、肝臓再生への第一歩と言えそうです。

今回の成功によって、肝臓移植を必要とするドナー不足の解消や新薬の安全性テストなど様々な期待が寄せられています。

また、自分自身の細胞から作られた人工肝臓であれば、より安全な移植も可能になるということかもしれません。(※医学的知識が不足しているため、実際はどうなのかは分かりません)

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血糖値上げる肝臓ホルモン発見=糖尿病の新たな治療法に期待―金沢大

11月 7, 2010

血糖値上げる肝臓ホルモン発見=糖尿病の新たな治療法に期待―金沢大

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血糖値上げる肝臓ホルモン発見=糖尿病の新たな治療法に期待―金沢大

(2010/11/5、時事通信)

金沢大の金子周一教授らの研究チームは5日、肝臓で作られるホルモンが血糖値を上げ、インスリンによる糖尿病治療を邪魔することを発見したと発表した。これまで後天性の糖尿病は脂肪摂取が主な原因と考えられており、肝臓との関連が見いだされたのは初めて。

肝臓で作られるホルモンが血糖値を挙げ、インスリンによる糖尿病治療を邪魔していることがわかったそうです。

今回の発見により、このホルモンを抑制することができれば、新たな治療法につながるのではないかと期待されています。

■糖尿病治療を邪魔する肝臓で作られるホルモンとは?

このホルモンは「セレノプロテインP」と呼ばれ、抗酸化物質セレンを運ぶ役割をする。

セレンはアンチエイジング効果があるとしてサプリメントなどに用いられている。

研究チームは、同大付属病院の糖尿病患者を調査したところ、セレノプロテインPの血中濃度が高いことに着目。

マウス実験で、同ホルモンを打ったマウスは血糖値が上がり、インスリンが効きにくくなることを突き止めた。

肝臓での同ホルモン生成を抑える薬を打ったマウスは血糖値が下がることも分かった。

研究チームは、セレノプロテインPなど糖尿病に関与する肝臓由来ホルモンを「ヘパトカイン」と命名。

これらは糖尿病だけでなく、メタボリック症候群やがんなどとの関連も考えられるという。

抗酸化物質セレンを運ぶ役割を持つ「セレノプロテインP」と呼ばれるホルモンが血糖値を上げ、インスリンを効きにくくしているようです。

研究チームによれば、糖尿病だけでなく、メタボリックシンドロームやがんなどとの関連も考えられるそうで、今後の研究に期待したいですね。

⇒ 糖尿病の症状 については詳しくはコチラ

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ヒトの皮膚細胞から肝細胞を作製、ケンブリッジ大

9月 9, 2010

ヒトの皮膚細胞から肝細胞を作製、ケンブリッジ大

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ヒトの皮膚細胞から肝細胞を作製、英ケンブリッジ大

(2010/9/1、AFPBB)

英ケンブリッジ大学(Cambridge University)の研究チームが、ヒトの皮膚細胞から作った幹細胞を肝細胞に成長させることに成功した。

肝硬変や肝臓がんで障害を起こした肝臓の修復への応用が期待されている。

医学誌「Journal of Clinical Investigation」に25日発表された。

人の皮膚細胞から肝細胞を作ることに成功したそうです。

これによって、肝硬変や肝臓がんといった肝臓の病気の治療や治療法の研究が期待できそうです。

また、記事によれば、今後肝臓以外の臓器への応用も考えられるそうです。

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体内時計・時間治療による肝臓がん治療|たけしの家庭の医学 5月25日

5月 25, 2010

体内時計・時間治療による肝臓がん治療|たけしの家庭の医学 5月25日

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2010年5月25日放送のたけしの家庭の医学では「体内時計」を特集。

■体内時計を使った最新がん治療

解説 横浜市立大学附属病院消化器・肝移植外科チーム(チームリーダー 遠藤格先生)

時間治療を取り入れて抗ガン剤治療を行なっている。

時間治療とは、最も優れた効果が期待できる時間を割り出して行う治療のこと。

時間治療は、抗がん剤の投与方法に秘訣がある。

一般的に、抗癌剤治療は、例えば24時間ずっと同じスピードで抗がん剤を点滴しているが、時間治療では、患者の体内時計に合わせて増減させる。

横浜市立大学附属病院では、時間治療を取り入れた抗癌剤治療によって、手術不可能な患者の80%が手術可能になったそうです。

時間治療の特徴は副作用がほとんどないこと。

※抗がん剤治療は、通常は吐き気や食欲不振等の副作用が出ることが多い。

夜10時に抗癌剤の投与がはじまることが時間治療最大のポイント。

夜10時から翌朝10時までの12時間だけ投与する。

そして、朝4時に最大値をとるように機械を設定する。

抗がん剤の総投与量が1.5倍を一気に投与する。

※通常の抗がん剤治療では一定量の薬を投与し続ける。

そもそも抗がん剤治療は、がん細胞が増えようと細胞分裂するときに攻撃し、増殖を防ぐという役割がある。

しかし、抗がん剤治療は、正常な細胞の分裂も攻撃し、その結果吐き気や倦怠感といった副作用が現れてしまう。

そこで、時間治療が注目したのは、正常な細胞の分裂活動。

がん細胞は一日中分裂しているが、正常な細胞の分裂は一日の中で大きく変化していることがわかったのです。

正常な細胞分裂の一日のリズムは、正午に最大になり、その後減少傾向に、そして午前4時前後に最も細胞分裂が減少する時間帯が訪れるようになっている。(出典:Smaaland R et al,Cancer Res,1993)

そのため、午前4時をピークに抗がん剤を投与するようにすれば、なるべく正常な細胞を傷つけずにガンを攻撃することができる。

通常の1.5倍の抗がん剤を投与しても副作用が少なかったのは、体内時計が司る細胞分裂のリズムを活用したおかげだったのです。

現在、横浜市立大学附属病院のがんの時間治療は、肝臓ガンのみ、転移がある場合に限る等様々な条件がある。

時間治療により、肝臓がんのがん細胞がすべて消えたケースもあるそうです。

時間治療を行った3割の方のがん細胞が全て消失したそうです。

※時間治療によるポイント

抗がん剤を排出させる酵素の活性率が最も高くなるのが午前4時。

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がんペプチドワクチン療法 「高度医療」に認定 第4の治療法、高まる期待

5月 19, 2010

がんペプチドワクチン療法 「高度医療」に認定 第4の治療法、高まる期待

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がんワクチン療法 「高度医療」に認定 第4の治療法、高まる期待

(2010/5/19、産経新聞)

外科、抗がん剤、放射線といった治療法に次ぐ“第4のがん治療法”として期待されている「がんペプチドワクチン療法」について、厚生労働省の先進医療専門家会議が18日、健康保険法に基づく「高度医療」に認定した。

がんペプチドワクチン療法について、国が一定の有効性を評価したもので、国民病であるがんの新たな治療法確立へ期待が高まりそうだ。

久留米大(福岡県久留米市)などが開発、申請していた。

がんペプチドワクチン療法が高度医療に認定され、第4の治療法として期待されるようです。

この治療法は、がん細胞を攻撃する免疫細胞が、がん細胞の表面にあるペプチド(タンパクの断片)を攻撃する性質を利用。

ペプチドそのものには害がないため、ペプチドをワクチンとして体内に大量に注射することで、免疫細胞を増殖・活性化させ、がん細胞への攻撃を促進させる。

現在の技術ではがん細胞を減らすことは難しいが、がん細胞の増殖は抑えられるとされている。

副作用も少なく、抗がん剤が使えなくなった末期がん患者などに対する、延命治療などへの応用が期待されている。

今回、高度医療に認定された対象は、ホルモン療法が使えない再発した前立腺がん患者。

久留米大が約50人を対象に比較試験を行った結果、生存期間の平均が12カ月から24カ月へと2倍に延びた。

同大によると、この技術はほかのがんにも応用が可能で、脳腫瘍(しゅよう)や肺がん、肝がん、膀胱(ぼうこう)がんについても臨床試験を行っているという。

がんの増殖を抑えることができ、副作用が少ないため、延命治療への応用が期待されているそうです。

【補足】 高度医療

「高度医療」は、保険適用されるほどの有効性が確認されたわけではないが、一定の効果が期待できる先進的な医療技術(自由診療)に、保険診療との併用を認める制度。通常は「保険診療」と「自由診療」を併用した場合、すべてが自己負担となってしまう。

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