30分で肝臓がん消滅!ラジオ波焼灼術|がん治療最前線より

2月 23, 2009

がん治療最前線(2009/2/22、テレビ朝日系)で肝臓がんの治療について紹介していました。

今回紹介したのが、ラジオ波焼灼術という治療法。

ラジオ波焼灼術とは、肝臓に電極を挿入し、腫瘍だけを焼く(100度で壊死)という方法なのだそうです。

この治療法の翌日には、起き上がって食事もでき、また、1週間ほどで退院ができるそうです。

さらに、この治療法の特徴としては、何度も治療ができるのが特徴と紹介していました。

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子供の10人に1人が肥満、脂肪肝が増加-北京市

2月 23, 2009

10人に1人が肥満児、11%が標準体重上回る―北京市

(2009/2/22、Record China)

2009年2月20日、新京報によると、北京市衛生局が19日に発表したデータから、北京市の2~18歳の児童及び青少年の肥満率が10%近くにまで上昇しており、11%が標準体重を上回っていることが分かった。

データによれば近年、北京に住む子供の肥満が深刻になっており、脂肪肝や高血圧、高血脂、遺伝や肥満が主因となる2型糖尿病など、これまで中高年に多く見られた病気が子供の間でも増加。

首都小児科研究所が市内の小中学生を対象に行った脂肪肝と肝機能に関する検査では、肥満児童の10%が脂肪肝と診断されたが、これは標準体重の児童の51倍もの割合だという。

中国・北京市の児童及び青少年の肥満の割合が、10人に1人ほどになっていることがわかったそうです。

世界的にも、肥満の子供が増えている傾向があるようですが、この記事によると、北京に住む子供の肥満が深刻になっており、脂肪肝肝臓の病気)や高血圧高脂血症糖尿病などが増加しているそうです。

食生活の改善や運動不足の解消など生活習慣の改善が必要となりそうです。

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夢の“人工肝臓”、臨床試験が最終段階へ

2月 16, 2009

夢の“人工肝臓”、臨床試験が最終段階へ

(2009/2/6、日経BPネット・Forbes.com)

体外で肝臓の役割を果たすこうした機械は、新世代の装置の試験が、少しずつではあるが進んでいる。

目標は、数日から数週間にわたって肝臓の機能を引き継ぎ、その間に移植できる臓器を見つけたり、もとの肝臓の機能を回復させたりすることだ。

米国では、400万人が肝臓の病気に苦しんでいる。

そのうち、薬剤の過剰摂取や予期せぬウイルス感染、慢性肝疾患の悪化などが原因で急性の肝不全に陥っている3万人は、こうした装置で助けられる可能性がある。

体外で肝臓機能の役割を果たす機械の試験が少しずつ進んでいるそうです。

「急性肝不全の治療法は存在しない。

できることは合併症への対処だけだ」と、NewYork-Presbyterian Hospitalで移植に携わるRobert Brown医師は説明する。

「肝臓の機能を引き継げば、回復のチャンスが生まれるかもしれない」。

現在、少なくとも2種類の装置で臨床試験が行われており、研究室でのテスト段階にある装置も複数ある。

しかしこれまでのところ、大規模な臨床試験で救命効果が実証された装置はない。

肝臓の機能を再現することは、腎臓透析よりはるかに複雑なのだ。

肝臓は単なるフィルターではなく、3000種類のもタンパク質をはじめとする分子を合成する化学工場でもある。

これまで、多くの企業がこの装置に挑戦し、敗れ去ってきた。

2004年には、ブタの肝細胞を用いた装置の大規模な臨床試験が行われたが、失敗に終わっている。

肝臓の機能を再現することは、腎臓機能の役割を果たす腎臓透析よりはるかに複雑なのだそうです。

それは、肝臓には、有害物質を無毒化するフィルターとしての役割だけでなく、栄養素を合成する機能なども持っているからなのです。

様々な企業が肝臓機能の役割を果たす装置を開発してきたが、失敗に終わっているそうです。

ELAD(Eextracorporeal Liver Assist Device、体外肝臓補助装置)の中心部には、がん細胞が入った4つのカートリッジがある。

この細胞は、20年前に10代の少年から摘出された肝臓の腫瘍をもとに培養したものだ。

普通の肝細胞は体外に出されるとすぐに死ぬ。

しかしこのがん細胞はVital Therapiesの研究所にあるバイオリアクターで増殖し、健康な細胞の働きを再現する。

ドライアイスと一緒に容器に入れ、48時間以内に病院に届ければ使用できる。

患者の血液は頸静脈からカテーテルを通ってELADに送られる。

ELADは血漿(細胞の構造を持たない液体成分)を分離し、カートリッジに送り込む。

血漿の毒素が多孔質膜を通過してがん細胞に入り、そこで毒性の低い化学物質に変化する。

細胞は血液凝固因子などのタンパク質も合成し、多孔質膜を経由して送り返す。

これが1日24時間休まずに行われる。

初期の開発を担当した2社は、もともと健康で、予期せず肝不全に陥った患者という限定的な条件でELADの臨床試験を実施した。

このような症例はどの病院でも年に数件しかないため、被験者の調達が困難だった。

「彼らがしていたことは実行可能な計画ではなかった」とVital TherapiesのCEO、Terry E. Winters氏は指摘する。

同氏は臨床試験の対象を、慢性肝疾患が急激に悪化した患者に転換した。

しかし肝心なのはそこから先だ。

ELADで命を救えることを実証しなければならない。

中国では、45人を対象にした臨床試験が好成績を残した。

Vital Therapiesはこの夏、米国の臨床試験の最終段階にあたる大規模な試験を計画している。

「これはハイブリッドな治療法だ。

生物学的なものと医療機器的なものの両方がかかわる。

これほど複雑なものは、ほかに考えられない」とWinters氏は述べている。

人間の持つ機能を再現することがいかに難しいかがわかります。

今健康な肝臓を持つ人はあまり負担をかける生活をせずに、脂肪肝などの肝臓の病気にならないように、ぜひ大事にしていただきたいものです。

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鳥越俊太郎さん、肝臓にがん転移 手術へ

2月 9, 2009

鳥越俊太郎氏、がん転移手術へ

(2009/2/9、オリコン)

テレビ朝日系『スーパーモーニング』で9日(月)、コメンテーターを務めるジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、がん肝臓に転移したことを明かし「明日から、肝臓の手術のためにしばらく休ませて頂きます」と報告。

「肝臓にがんが見つかったが、肝転移なので肝臓がんではない」ことを強調した。

鳥越氏は2005年10月に直腸がんを手術。

その時医師からがんが肺と肝臓に転移することを予測されていたが、07年に肺に転移。

鳥越俊太郎さんが、がんが肝臓に転移したことを発表し、手術することになったそうです。