「脂肪肝メダカ」できた 創薬の研究動物として期待

12月 7, 2009

「脂肪肝メダカ」できた 創薬の研究動物として期待

(2009/12/6、朝日新聞)

ふつうのメダカに脂肪分の多い餌を与えることで、ヒトの病気と同じような脂肪肝や脂肪性肝炎を発症させることに、東京医科歯科大と山口大のグループが成功した。

ヒトの病気を再現したモデル動物として、脂肪肝が肝炎、さらに肝硬変へ進行する仕組みの解明や創薬に活用できそうだ。

英国の発生学専門誌で近く発表する。

人の場合と同じような脂肪肝のあるメダカを作ることに成功したことで、脂肪肝が肝炎肝硬変へと進行する肝臓の病気の仕組みの解明につながるかもしれないそうです。

実験では、このメダカを使って食事によって脂肪肝を改善することもできているようです。

このメダカに、脂肪をつきにくくするとされる魚の脂肪分「エイコサペンタエン酸(EPA)」を高脂肪食と同時に与えると、肝臓で脂肪を合成したり、分解したりする作用が、健康なメダカと同程度に戻った。

脂肪肝のメダカを使った研究が、ヒトの治療薬の選別に役立つ可能性があることがわかったという。

EPAが脂肪肝によいということがいえるかもしれません。

脂肪肝が肝炎、肝硬変、肝臓ガンに進むことがありますが、まだ詳しい仕組みはわかっておらず、今回の脂肪肝メダカがその解明に一役買いそうです。

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3000万人の国民病 非飲酒者でも肝硬変に 脂肪肝

10月 21, 2009

脂肪肝に関する記事を見つけましたので、ご紹介します。

3000万人の国民病 非飲酒者でも肝硬変に 脂肪肝

(2009/10/19、ダイヤモンド・オンライン)

肝臓中性脂肪が過剰にたまった状態が脂肪肝だ。

多くの場合、自覚症状がないが、放っておくと慢性肝炎から肝硬変肝臓ガンへと進む危険性がある。

脂肪肝の患者数は近年急増しており、現在では推定で約3000万人、成人の3人に1人の割合に達しているといわれる。

脂肪肝の人は増加傾向にあり、記事によれば、成人の3人に一人が脂肪肝なのだそうです。

脂肪肝の原因は、一体なんでしょうか。

脂肪肝の三大原因といわれるのが、肥満、過度の飲酒、糖尿病だ。

肥満や過度の飲酒は肝臓の分解・処理機能を低下させ、肝臓内に中性脂肪が蓄積しやすくなる。

1日平均ビールで大瓶3本以上、日本酒で3合以上を飲む人には高率で脂肪肝が認められる。

脂肪肝の原因と聞くと、すぐ思い浮かぶのが、お酒の飲みすぎという人も多いのではないでしょうか。

しかし、最近では、アルコールを日ごろから飲まないのに脂肪肝になることがあるのです。

最近では、アルコールを飲まないのに脂肪肝から肝硬変に至る例が激増しており、「NASH(ナッシュ)」(非アルコール性脂肪性肝炎)と呼ばれているが、脂肪肝の人の約一割にNASHが発症している。

その原因などはまだ解明されていない部分も多いが、肥大化した脂肪細胞が出す悪玉の生理活性物質がインスリンの働きを低下させ、その悪影響が肝臓に出たのがNASHではないかとも考えられている。

 NASHは単なる脂肪肝より病気の進行が速く、治療に対する反応も鈍いといわれている。

明らかな体重オーバーや飲酒の習慣がない人でもNASHになるので要注意だ。

また、無理なダイエットで急激に体重を落とすのもNASHの原因になるとされている。

NASHの原因の一つには、無理なダイエットとリバウンドを繰りかえし、肝臓に負担をかけることも考えられています。

アルコールを飲まない人でも脂肪肝となる危険性があるため、ダイエット方法には十分注意しましょう。

脂肪肝の原因の一つに挙げられる糖尿病ですが、糖尿病と脂肪肝はお互いがその病気の原因となることがあります。

糖尿病はインスリンの働きが悪くなることが原因の一つだが、血糖値が高まると血液中に溢れた糖は肝臓にも大量に送られて、中性脂肪に変えられる。

このため、糖尿病と脂肪肝は合併しやすい。

脂肪肝になると、肝炎・肝硬変・肝臓ガンとなることがあります。

そうなる前に、食事の改善や運動などの生活習慣の改善を行なったり、定期的に病院で検査をするなどして、脂肪肝にならないようにしましょう。

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肝炎の進行度を血液で検査 産総研など新手法

10月 6, 2009

肝炎の進行度を血液で検査 産総研など新手法

(2009/10/2、NIKKEI NET いきいき健康)

産業技術総合研究所糖鎖医工学研究センターと名古屋市立大学などの研究チームは、肝炎の進行度合いを血液検査で調べる方法を開発した。

肝細胞にある糖鎖を手掛かりに、肝硬変肝臓がんに進行するリスクを判断する。

従来のように肝臓に細い針を刺して細胞をとる必要がなく、患者の負担が大きく軽減する。

1年半後をめどに一般病院でも利用できるような検査機器の開発を目指す。

成果は3日、横浜市で開催中の日本癌(がん)学会で発表する。

肝炎の進行度を血液検査で調べる手法が開発されたそうです。

この方法であれば、患者の負担が軽減されるようです。

肝炎が進行すると、肝硬変・肝臓がんになる危険性が高まりますが、進行度合いを把握することで、より適切な治療法を選択することができるようになります。

今回の研究に期待ですね。

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GPT(ALT)の基準値が変わった?

9月 29, 2009

■GPT(ALT)の基準値が変わった?

番組によれば、最近、肝機能検査の一つ、GPT(ALT)の基準値が変わってきたそうです。

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これまでは、40までが基準値内とされてきましたが、最新の研究でGPT(ALT)が31以上ならば、肝臓に異常がある可能性が高いそうです。

脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんなど

40までが基準値内であり、正常値ではないのだそうです。

肝機能検査を定期的に受けることで肝臓、そして自身の健康を守りましょう。

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隠れ肝臓病|生活ほっとモーニング(NHK)

9月 29, 2009

9月29日放送の生活ほっとモーニング(NHK)で隠れ肝臓病が取り上げられました。

9月16日に放送されたためしてガッテンで「隠れ肝臓病」を取り上げたところ、大反響だったということで、今回再度取り上げたそうです。

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生活ほっとモーニング(NHK)の番組ホームページでは、肝炎ウイルス検査や肝臓に対する質問の問い合わせ先を紹介していましたので、気になった方はご覧になってみてください。

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隠れ肝臓病・ウイルス性肝炎|ためしてガッテン(NHK)

9月 17, 2009

9月16日放送のためしてガッテン(NHK)では、「健診で見つからない!隠れ肝臓病100万人」がテーマでした。

今回のテーマで重要なポイントは、肝硬変の7割、肝臓がんの9割の原因が肝炎ウイルスによるものだということ。

「私はお酒を飲まないから大丈夫」

肝臓は強い」

など多くの人が肝臓病(肝臓の病気)について誤解しているようなのです。

肝臓は「沈黙の臓器」ともいわれ、病気になったとしても、自覚症状がほとんどないため、肝炎、肝硬変、肝臓がんと病気が進行してしまうようなのです。

 

■なぜ肝炎ウイルスに感染しているのか?

多くの人がウイルス性肝炎が輸血や一部の血液製剤によってのみ感染する病気と思っていますが、番組では、ウイルス性肝炎の感染原因として、当時行われていた注射器の使いまわしが原因の一つではないかと紹介していました。

この説が正しければ、誰が感染してもおかしくないということがいえそうです。

 

■肝機能検査ではわからない!肝炎ウイルス

肝機能検査が正常値でも肝炎ウイルスに感染している場合があります。

肝炎ウイルスに感染しているかどうかを知るためには、肝炎ウイルス検査を受ける必要があります。

肝炎ウイルス検査は、保健所や委託を受けている医療機関で、無料で受けられるそうです。(一部有料の場合もあるそうです。)

肝炎ウイルスは現代の日常生活の中では感染しないと考えられますので、肝炎ウイルス検査は、一生に一度受ければ良いようです。

 

■ウイルス性肝炎最新治療

C型肝炎は、ペグインターフェロンとリバビリンの併用。

インターフェロンで治らない場合は、炎症を抑えて病気の進行を遅らせる肝ひご療法が行われるそうです。

※詳しくは医療機関でお尋ねください。

インターフェロン治療には国の助成制度がありますので、活用してください。

 

■GPT(ALT)の基準値が変わった?

番組によれば、最近、肝機能検査の一つ、GPT(ALT)の基準値が変わってきたそうです。

これまでは、40までが基準値内とされてきましたが、最新の研究でGPT(ALT)が31以上ならば、肝臓に異常がある可能性が高いそうです。(脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんなど)

肝炎ウイルス検査を受け、そして、肝機能検査を定期的に受けることで肝臓、そして自身の健康を守りましょう。

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隠れ肝臓病予告|ためしてガッテン

9月 16, 2009

9月16日放送予定のためしてガッテン(NHK)では、「健診で見つからない!隠れ肝臓病100万人」がテーマだそうです。

番組予告によれば、

肝硬変や肝臓がんで亡くなる人は年間5万人。

死者が減らない大きな要因のひとつが、肝硬変や肝臓がんの大もとにある病気「肝炎」に対する数々の誤解や思い込み。

輸血の経験がなくても肝炎ウイルスに感染していたり、肝機能検査の値が正常範囲なのに水面下で炎症が進行していたりするケースもあることがわかってきたのだ。

肝硬変や肝臓がんになるのを未然に防ぐ、最新の肝炎対策を伝授する。

肝炎は、おもな原因として肝炎ウイルスによる感染が多いそうです。

肝炎には、輸血も血液製剤にも関係したことがない人がなることがあり、知らない間に肝炎になっていることもあるそうです。

肝炎に対する正しい知識を知り、肝硬変・肝臓がんを早期発見・予防するようにしましょう。

また、番組では、肝炎治療の最前線やALT(健診の血液検査に含まれ、肝臓での炎症反応を見る指標とされる 肝臓の数値)の値が「正常」であっても、肝炎が進行しているケースが多いことなどを紹介するそうです。

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<肝がん>細胞の大半を正常化 遺伝子など使いマウスで実現

9月 2, 2009

<肝がん>細胞の大半を正常化 遺伝子など使いマウスで実現

(2009/9/2、毎日新聞)

マウスの体内の肝がん細胞の大半を、正常な細胞に変化させる新しい手法を、森口尚史・米ハーバード大研究員らのチームが開発した。

肝がんの悪性度などに関与する遺伝子などを使い実現した。

2日、米ボストンで開かれる「分子生命科学会議・幹細胞シンポジウム」で発表する。

肝臓がんの細胞の大半を正常な細胞に変化させる方法を開発したそうです。

記事では、この研究がどのように進められたかが紹介されています。

チームは、まずがん細胞を作る「もと」になるヒトの肝がん幹細胞をマウスに移植し、肝がんマウスを作成した。

この幹細胞に風邪の原因ウイルスと同種のアデノウイルスを使って、肝臓で働きが低下するとがんの悪性度を高める遺伝子「HNF4α」を組み込むことに成功。

さらに、がん細胞が正常な細胞になる能力を高める働きがあり、海外では抗がん剤としても使われる2種類の化学物質を患部に投与した。

その結果、投与から60日後には体内の肝がん細胞の85~90%が、見た目や機能が正常な肝細胞に戻り、染色体もがん細胞特有の異常が消えることが分かった。

一方、治療したマウス8匹は実験から8週間後まですべて生存していたのに対し、何もしなかった同数のマウスはすべて死んだという。

現在はマウスでの研究段階のようですが、今後は、安全性を確認した上で、人での治療ができるかということが期待されます。

森口研究員は

「今後、安全性を確認し、人での治療を目指したい。

完全にがんは消えないが、残りはがんの部位に電極を入れて焼くラジオ波を使えば、手術に比べ体に負担の少ない治療が可能になる」

と話している。

肝臓がんの細胞の大半を正常化することができれば、治療する部位が小さくなり、より安全に治療することができそうです。

今後の研究に期待ですね。

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1日1杯のビール、がんになるリスク高める可能性=研究

8月 26, 2009

Beer

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1日1杯のビール、がんになるリスク高める可能性=研究

(2009/8/24、ロイター)

ビールなどのアルコールを定期的に摂取する男性は、複数のがんになるリスクが高くなる可能性があるという。

カナダ・マギル大学の研究チームが発表した。

お酒が好きな方にはちょっと心配なニュースかもしれません。

記事によれば、少なくとも1日に1杯のアルコールを飲む人は、アルコールを飲まない人に比べて、がんになるリスクが高いことが分かったそうです。

定期的にアルコールを摂取することががんになるリスクを高めるということなのでしょうか。

発症リスクが増大するのは、食道や胃、大腸、脾臓(ひぞう)、肝臓、前立腺などのがんだという。

食道がんや胃がん大腸がん肝臓がん、前立腺がんの発症リスクが高くなるそうです。

休肝日(アルコールを摂取しない日)をとることでこのことは解消されるのでしょうか。

知りたいところです。

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肝臓とアルコール・食事

8月 10, 2009

『人生の幸せは肝臓で決まる』(青萠堂)という著書のある医師・阿部博幸先生の肝臓に関するインタビューをまとめた記事です。

お酒は飲みたい!でも肝臓は気になる…

(2009/8/4、R25)

「体質によってお酒に強い人と弱い人がいますから、一概にどれくらいなら大丈夫とはいえませんが、一般的に3合以上の日本酒を毎日飲んでいると肝障害が起こるといわれています」

日本人の半数は、肝臓でアルコールを分解した際に生成される有害物質のアセトアルデヒドを分解する能力が高くないそうです。

肝臓がアルコールを処理する能力は決まっていますから、その能力を超えるほどのお酒を飲めば肝臓の負担になります。

肝臓の負担にならない程度の体にやさしいお酒の飲み方をしたいものです。

肝臓が“沈黙の臓器”といわれるのは、肝細胞の7割近くが壊れても自覚症状があらわれないため。

自覚症状が出て、気づいたときはアルコール性肝炎を通り越して肝硬変になっているなど、取り返しのつかないことになっていることも多いのだそうです。

 肝臓は沈黙の臓器とも言われており、自覚症状が出た頃には、病気が悪化していることが多いようです。

それでは、お酒(アルコール)だけに注意しておけばよいのかといえば、そうではありません。

「アルコールを分解するのと同じように、肝臓では脂肪分の処理も行っています。

しかし、過食や脂っこい食事によって脂肪を処理しきれなくなれば、肝細胞に中性脂肪がたまってしまい、フォアグラのようになる脂肪肝という病気にかかります。

だから、脂肪分のとりすぎには注意。

脂っこい食事も肝臓に負担をかけてしまい、肝臓に脂肪がたまった場合は、脂肪肝になる恐れがあります。

食事にも注意が必要です。

また、意外と見落としがちなのが、ウイルス性肝炎です。

C型肝炎は輸血や注射器の使い回しによって感染するので、輸血経験のない人は油断しがちですが、40歳以上の人は小学校時代の集団予防接種によって感染しているケースもあります。

ウイルス性肝炎は普通の血液検査では分からないので、40歳以上の人は、一度ウイルス検査を受けることをオススメします」

ちなみに、A型肝炎は飲食物を介して感染するタイプで、日本の衛生状況が良くなかった時代に大流行したため40歳以上の人はほとんど抗体を持っています。

ですが、40歳以下の人は抗体を持っていないので、海外旅行先で感染するケースが多いそうです。

また、B型肝炎は性交渉、ピアス、タトゥーなどで感染し、自覚症状がないために感染を広げてしまう恐れがあるとか。

肝臓がんの原因として、注意が必要なのが、ウイルス性肝炎です。

肝臓がんを予防するためにも、一度ウイルス検査を受けてみましょう。

肝臓の病気にならないためにも、アルコール・食事などに気を付けましょう。

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